安全・環境
安全および環境保護の方針
当社は、船舶の安全運航および環境保護の確保に関して、以下の基本方針を策定しています。安全統括管理者、運航管理者ならびに運行管理補助者、陸上の関連業務に従事する者、および当社の管理船舶の全乗組員が、摘要される法令を遵守することはもちろん、本方針ならびに安全管理規定に従って、業務を実施しています。
基本方針
海上における人命と船舶の安全、海洋環境及び財産を保全することを、当社の基本方針とする。
本方針を達成するため、安全最優先の原則のもと、特に以下の事項に配慮し、安全管理規程に従って、安全管理態勢の確立を図っています。
- 1.船舶における安全な業務態勢及び安全な作業環境の確保
- 2.予想される全ての危険に対する対策の確立
- 3.陸上及び船内の要員の安全、及び環境に関する緊急事態への準備を含めた安全管理技術の継続的な改善
安全への取り組み
当社は、お客様の貨物を安全・確実に輸送するために、運航船舶の船舶管理業務を行う連結会社の栗林マリタイム株式会社が任意ISM適合認定を受け、従業員の安全を確保するために、以下の定期的な取り組み等を行っています。
- 1.月例安全会議の実施
- 2.合同安全推進委員会の実施(年1回)
- 3.臨時安全委員会の実施(重大事故発生時など)
- 4.BRM講座をはじめ、安全に関するセミナーなどへの参加
令和5年(2023年)年12月7日 任意ISM取得について (PDF:302KB)
平成31年(2019年)2月19日策定 飲酒運転撲滅宣言 (PDF:167KB)
環境保護への取り組み
当社は、大型船を多数保有する内航海運の先駆者として、環境に配慮した船体の開発・運航に努めています。
- 1.
最適な船型の開発
省エネを考慮した最適な船型を開発するとともに、STEP、船尾FIN、PBCFなどのエコ装置・設備を採用しています。 - 2.
最新塗料の採用
低燃費型船底塗料を採用し、航行中の摩擦抵抗を低減しています。 - 3.
CO2排出量の削減
S/G(軸発電機)を採用し、航海中は主発電機を止めることによりCO2排出量を削減しています。 - 4.
廃熱エネルギーの有効活用
煙突から排出されるガスの熱エネルギーを排ガスエコノマイザーで取り込み、風呂や生活温水の給湯などに利用しています。また、エンジンの冷却水(冷却後の温水)を造水器へ取り込み、その熱で海水を蒸発させ清水をつくっています。