業績のご報告(トップメッセージ)
株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、当社第150期第2四半期連結累計期間(令和4年4月1日~令和4年9月30日)が終了いたしましたので、事業の概況についてご報告申し上げます。
当第2四半期の世界経済は、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、エネルギー価格も含めて欧米諸国の物価と金利の上昇が続き、さらに中国でもゼロコロナ政策の継続や不動産市況の低迷などから経済は減速しました。
日本ではコロナ第7波に対し行動制限を付けずに乗り切ったものの、円安による影響が輸入物価の上昇に現れ、先行きが懸念されています。
そのような状況で当社グループは、海運事業では主力の北海道定期航路で大型RORO船5隻により効率的な配船を行い、安定した船主業務とのバランスが取れたことや、近海航路でも安定して収益を確保したこともあり、当第2四半期連結累計期間の売上高は249億8千7百万円(前期比15.2%増)、経常利益では13億1千2百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億1千6百万円となりました。
今後も世界経済の減速や、まだまだ収束しない新型コロナウイルス感染症の影響などが心配されますが、引き続きグループ各社と連携を深め各社の目標を達成していく所存であります。
株主の皆様には、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願いいたします。
2022年(令和4年)12月
代表取締役社長 栗林 宏𠮷