栗林商船株式会社

業績のご報告(トップメッセージ)

 株主の皆様には平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 さて、当社第151期第2四半期連結累計期間(令和5年4月1日~令和5年9月30日)が終了いたしましたので、事業の概況についてご報告申し上げます。

 当第2四半期の世界経済は、米国経済が好調を維持しているものの、欧州ではエネルギー制約や労働需給のミスマッチからインフレ圧力が強く、さらに中国では不動産市況の悪化もあり、厳しい状況が続いています。
 日本ではインバウンド消費の回復やDX・GX関連の投資が進んでいますが、個人消費は物価の上昇による影響を受け始めており、先行きが懸念されています。

 そのような状況の中で当社グループは、海運事業で北海道定期航路の荷動きが商品車両以外伸び悩み、また燃料油も再上昇したことや近海航路の市況が低迷を続けたことなどから、当第2四半期連結累計期間の売上高は242億4千7百万円(前年度比3.0%減)、経常利益では8億5千9百万円(同34.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億2千6百万円(同42.5%減)となりました。

 今後も不安定な世界情勢は続きますが、物流の2024年問題の対応も含め、グループ各社との連携を強化していく所存であります。
 株主の皆様には、今後ともなお一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2023年(令和5年)12月

代表取締役社長 栗林 宏𠮷

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