先輩×後輩対談

Cross talk
1日1日が勝負。だから面白い、
大きなやりがいがある。

国内の港を定期スケジュールで運航する内航定期船事業と、
お客様の要望に応えてフレキシブルに配船する内航不定期船事業、
この二つを主軸に幅広い事業を展開している栗林商船。
ここでは、内航不定期船事業に携わる先輩と後輩が、仕事の内容や面白さなどについて語りました。

Profile

N.S.

第二営業部
2019年入社

第二営業部 2019年入社 N.S.のアイコン写真

2022年より内航不定期船事業を手掛ける第二営業部に所属、2025年度より経営企画部へ異動。2年前からI.A.君とチームを組み、リーダーとして主に顧客対応と顧客ニーズに応える運航プランニングを担当。I.A.君の第一印象は、コミュニケーション能力の高さとレスポンスの早さ。

第二営業部 2023年入社 I.A.のアイコン写真

I.A.

第二営業部
2023年入社

新人研修でN.S.さんと出会い、「デキる先輩!」として強烈なインパクトを受け、目標とする先輩の一人に。2023年に第二営業部へ異動してN.S.さんとチームを組み、運航プランの実現をサポートしながら多くを学んでいる。

内航不定期船事業の概要と、その魅力

多くの人たちと協力体制を築き、ダイナミックなビジネスに取り組める

栗林商船には、主軸になっている二つの海運事業があるよね。一つは、当社が定めたスケジュールで日本の港を定期運航して貨物を運ぶ内航定期船事業。もう一つが、荷主のお客様から寄せられる「この貨物を、ここからここまで、いつまでに運んでほしい」というオーダーに応える内航不定期船事業だね

N.S.

その内航不定期船事業に取り組んでいるのが、僕たち第二営業部ですよね

I.A.

6隻の保有船を駆使して、寄せられた全オーダーに応える無駄のない、効率的な運航プランを考えて実現するのが我々の仕事。この業務を通じて、会社の収益はもちろん、お客様のビジネスにも寄与して感謝され、依頼の貨物を正確に届けることで、社会や暮らしの発展にも貢献する。いつも大きな手応えを感じているよ

N.S.

でも、最適な運航プランを考えるのは、本当に大変です。お客様のオーダーは、貨物の内容も容量も違いますし、貨物を載せる港も降ろす港もバラバラ。しかも当社には130年を超える輸送実績があるのでお客様の信頼と期待が高いうえ、船舶輸送はCO2削減などの効果があることからオーダーは増え続けていますね

I.A.

そんなオーダーの内容を精査し、途中の港で貨物を載せ換えるなど、細かい調整を行って航路をつなぎ合わせ、ベストプランを構築するのが、まさに腕の見せどころだと思う

N.S.

当社が保有する船だけでは、うまくプランニングできないこともありますよね

I.A.

そのときに行うのが、同業他社への協力依頼。
一般的に競合関係にあるのが同業他社だけど、我々の業界ではパートナーとして協力し合うことの方が多いよね

N.S.

業界全体で協力体制を築き、ダイナミックなビジネスを展開しているところは、この業界ならではの特長ですね

I.A.

我々のチームでは、I.A.君に同業他社との対応を担当してもらっているけど、いつも価値ある情報をゲットしてくれて本当に助かっているよ

N.S.

そう言われると、うれしいなぁ

I.A.

複数の運航プランを一緒に考えて上長に提案し、三人でブラッシュアップしてベストに仕上げることができるのも、I.A.君の情報が的確だからだと感じているよ

N.S.

自分の意見が決定プランに組み込まれたときは、とっても大きな手応えを感じます。ただ、それですべてがうまくいくとは限りません。船は、台風や時化で海が荒れると運航できません。そのときは、もう一度ゼロから組み直しです

I.A.

我々の仕事は、まさに1日1日が勝負。日々のマーケット動向を捉えて最善策を導き出す、トレーダーみたいだよね

N.S.

不定期船の輸送依頼から納品までの流れ​

  • 輸送依頼

  • 輸送計画立案

  • スケジュール
    確定

  • 輸送実行

  • 納品

仕事をするうえで大切にしていること

コミュニケーションと気配りを、ビジネス好転のエネルギーに

僕が掲げている目標の一つが、一歩一歩着実にN.S.さんへ近づくことです。そのためのアドバイスを、ぜひ聞きたいです!

I.A.

僕が意識しているのは、月1~2回はお客様や同業他社を訪問して顔を見ながら言葉を交わし、いつでも本音で話し合える良好な関係を構築することだよ

N.S.

なるほど。確かによくN.S.さんが訪問されていると感じていました

I.A.

でも、関係性の構築に関してI.A.君は、うまくやっているよね。持ち前のコミュニケーション能力を存分に活かし、気配りもできている。耳に入ってくる評判も、Good!

N.S.

それはN.S.さんのおかげですよ。お客様訪問に同行させてもらったときに感じたのが、仕事の話だけでなく、相手が興味のある話題も取り上げて会話を弾ませていたことです。こうして学んだことを、実践した成果だと思います

I.A.

もう一つ意識しているのは、チームの雰囲気づくりだね

N.S.

それもしっかり感じています。プライベートで一緒に遊ぶ機会を設けてもらい、仕事では見たことがない意外な一面に触れ、部活の先輩と後輩みたいな感じでコミュニケーションが深まり、思ったことが躊躇なく話せるようになりました

I.A.

何でも話してくれるから、I.A.君の考えがわかって僕もうれしいよ。仕事で上長からI.A.君のことを聞かれたときも、すぐ答えられるしね

N.S.

僕の考えを前もって上長に伝えてもらうことで、やりたいことにスグ取り組めることが多く、感謝しています

I.A.

メンバーが活躍する機会づくりも、リーダーの役割だからね

N.S.

後輩ができたらN.S.さんを見習い、同じ環境を提供していきたいと思っています

I.A.

5年後、10年後の目標

栗林商船の顔として、ビジネスをリードしていく

今後に向けてN.S.さんは、どんな理想像を描いていますか?

I.A.

ある分野のエキスパートとして活躍することだね。社内を見渡して自分に合った仕事を見つけ出し、必要とされる人材として会社をリードしていきたい。I.A.君は?

N.S.

不定期船の仕事って裁量が大きく、本当に面白いと思っているんですよ。そこで、数回の異動を経験して視野が広がったら、もう一度この部署に戻り、多彩な視点から改めてこのビジネスを捉えて、より良い方向へリードしていきたいですね

I.A.

栗林商船の顔として、社内外から頼られる存在になることを期待しているよ

N.S.

不定期船ビジネスの最前線に立ち、後輩たちを育成しながら、自らのキャリアも伸ばしていきたいですね

I.A.

そんな未来の後輩たちには、どんなことを伝えたい?

N.S.

さまざまな人と連携し、コミュニケーションを深めることで、仕事のやりがいや面白み、達成感を手にしたいと考える人にとって、この仕事はうってつけだということ。N.S.さんは?

I.A.

僕がこの仕事のやりがいを最初に実感したのは、現場へ初めて足を運んだとき。何十人もの 船員の方々や荷役作業員の方々が、僕のプランを実現するために動き回ってくれている姿を見て、本当に感動したんだよ。そのときの感動は、いま現場へ足を運んだときも、まったく色褪せないんだ

N.S.

わかります、わかります

I.A.

この仕事に興味を持ってくれた人と出会ったら、まずは一緒に現場へ足を運び、仕事のやりがい、面白さを説明したいなぁ

N.S.

その機会、僕も楽しみにしています

I.A.

※本ページ写真は採用サイト用に特別に撮影したもので、安全確認のうえ実施しています。実際の業務中は、安全のためヘルメットを着用しています。

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